はじめての日。
新しいことなので不安もあったがどれも杞憂に終わり、むしろ初回としては上手くいきすぎたように良い時間を過ごした。参加者のみなさんが大雨の中、楽しそうに帰宅するのを見送り、二人とも間違ってなかった(かも)という安堵と、次に続く可能性へのワクワクの中にいたと思う。
水性演劇部の経緯や、やっていることはこちら。
その日集まった7名の参加者と私と高山さんとの2時間ちょっとの時間。それぞれが語った小さな日々の出来事は作品に昇華するわけではなく、小さな日々が小さな日々のまま、みんなでみんなの出来事の内側に入って「演劇」として少し輝かすことが出来た。
一応「立ち会い」という立場で感じたことは多く数日後に感想を書こうと思ったが忙しい日々が過ぎ、書こうと思ったことは忘れてしまったし、あの日の感触を少し残しただけで、もう遠ざかってしまった感じがあるけれど、このワークショップはそれで良いと思う。
少し輝きを増したそれぞれの日々は、またそれぞれの記憶の中に小さく溶けていく。集って分かれ、忙しい日々を過ごし、遠ざかっていく。
それでも、また会いましょう。
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